(不登校体験談)スタッフTさん


両親に心配をかけたのが辛かった

 自分が不登校になったのは中学校1年生の時です。 良かれと思ってやった事を学校の先生に叱られたのがきっかけでした。 悪いことをしたとは思っていなかったので、とてもショックを受けたのを覚えています。 その日から学校を休みがちになって、不登校になりました。

 「今日は学校に行くの?」 と毎朝母親に様子を聞かれるたびに、自分の気持ちをうまく伝えることが出来なくて、 「行けない」ということすらしんどくて、返事をしないことも多々ありました。 中でも一番辛かったのは、両親に心配をかけたということです。 母親は、自分が学校に行けない時にも毎日お弁当を作って机に置いておいてくれました。 それを家で一人で食べる時に申し訳ない気持ちがこみあげてきて、 もし母親が自分のせいで周りから責められていたらどうしよう、と考えることもありました。

大学受験をきっかけに、不登校を脱出

 自分の不登校は6年間に渡って続きましたが、どうして学校に行けなかったのかは未だにわかりません。 もしかしたら宿題がどんどん溜まっていくのが重荷になって行けないのかもしれないと宿題を休ませてもらったこともありましたが、 それでも学校に行くことが出来なくて、罪悪感が余計つのってもっと学校に行きづらくなりました。 結局高校卒業まで不登校の状況が変わることはなく、辞める、転校することも考えましたが、 友人、先生、家族の支えがあり最初に入学した高校を卒業することが出来ました。 支えてくれた周囲の人には今でも本当に感謝しています。

 高校卒業後、浪人して予備校に通うために一人暮らしを始めたことが、不登校を抜け出したきっかけになりました。 予備校に通い始めて半年くらいは休むこともありましたが、だんだん自分でやらなくてはという気持ちになってきて、 それからは毎日予備校に通って、勉強にも12時間以上の時間を毎日続けて、その結果第一志望の大学に入学することもできました。 

勉強したいと思うタイミングが今来たという人をサポートしたい

 不登校は、自分にとってはネガティブな出来事でも、ポジティブな出来事でもなく、 ただ自分の人生の一つの出来事として起こったことだと思っています。 ですので、その上でこれからどんな人生を歩むのかを考えたいと思っています。 今塾にいらっしゃる生徒さんは、とても勉強熱心でやる気もものすごくあります。 そんな生徒さんを見ていると、何らかの理由で不登校を経験した人にとって、勉強したいと思うタイミングが今来たのならば、 そんな人をサポートしたいなと思っています。